2004年12月21日
コベルコクレーン株式会社

「逆ステアリング機能」に関わるリコール届出について



 コベルコクレーン株式会社(本社:東京都品川区、社長:石田 孝)は、当社製ホイールクレーンのお客様により一層安心してご使用頂くために、過去に発生した「逆ステアリングスイッチ」の誤操作による事故の再発防止策について、本日、国土交通省に対してリコール届出を行い、早急に誤操作防止のための更なる改善措置を実施することを決定しましたので、お知らせ致します。
 当社製ホイールクレーン(7トン吊りクラスの小型ホイールクレーン[当社型式:RK70−2型])におきまして、「逆ステアリング機能」に起因する事故が、1992年〜1996年に4件発生しております(*4件のうち人身事故が2件(いずれも軽傷)、物損事故は2件)。
 事故の原因につきまして調査した結果、運転手の誤操作等(「公道走行中に他のボタンと誤って、逆ステアリングスイッチを押してしまった」など)によるものであることが判明しておりますが、当社としては、事故の発生を重く受け止め、誤操作の再発防止へ向けて、より安全な改善措置を、確実に且つ速やかに実施すべきと判断し、リコール届出を行なうことと致しました。
 当社といたしましては、今後ともより安全な車両の製作を目指してまいりたいと考えております。


当社が実施する改善措置の内容は、以下のとおりです。


<改善措置の内容>

・対象機種 RK70(RK70M含む)、RK70−2(RK70M−2含む)
・製作期間 RK70(’89年8月 〜 ’92年12月)、 RK70−2(’91年8月 〜 ’95年4月)
・対象台数 2,544台
・対策内容 (1) 逆ステアリングスイッチが作動状態である場合、運転手に対し警告する“警告ブザー”を取り付ける。
    (2) 逆ステアリングスイッチに、
・RK70・・・誤操作防止カバーを追加する。
・RK70−2・・・既存の誤操作防止カバーの下側に仕切り板を追加する。
    (3) 逆ステアリングスイッチカバーに「走行中操作禁止」のシールを貼り付ける。
    (4) 使用者に対し、誤操作防止のため、当該「逆ステアリング機能」の使用方法を周知徹底する。

「逆ステアリング機能」とは:
 作業現場で上部本体を車両後方に旋回して作業する際の操作性を確保するために使用する機能であり、当社製ホイールクレーンでは、運転手が「逆ステアリングスイッチ」を手動でONに入れた場合のみ、ハンドル操作とタイヤの切れ方向が逆向きに操作可能となります。(現場での作業終了後、公道走行に入る場合には、「逆ステアリングスイッチ」を手動でOFFにすれば、同機能は解除されます。)

当該機以外の当社製ホイールクレーン製品については、すべて対象外です。




以上



本件に関するお問い合わせについて

○報道関係ならびに業界団体:
コベルコクレーン株式会社 経営企画室  (担当:近藤)
(TEL:03−5789−2130 若しくは 03−5789−2125)
 
○お客様窓口:
コベルコクレーン株式会社 開発生産本部 品質保証室 (TEL:078−936−1333)



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