昨年4月より開始した米国市場向けのクローラクレーンのOEM供給については、本年度上期も順調に推移し、販売台数は当初予定を上回ることができました。また、欧州市場向けのクローラークレーンについても準備をほぼ完了し、来年1月より排ガス3次規制に対応した4機種のOEM供給を開始する予定となっています。また、更なる生産性向上や開発効率化などを図るべく、他地域での連携強化を引続き検討しております。
更にマニトワックグループ傘下のドイツ・グローブ社製のオールテレーンクレーンのOEM調達は、今年2月より開始した最大吊上げ能力265トンに引続き、次モデルの導入準備を進めています。最終的には、4機種程度の導入を計画しており、品揃え強化を図っていきます。
■国内市場
クローラクレーン新車市場においては、需要が04年上期比8%増と好調に推移しました。当社もこの新車需要の伸びを上回る販売台数を確保することができました。
ラフテレーンクレーン市場においても、引続き好調で、04年上期比27%増と大きく需要が伸びました。その中で当社は、この新車需要の拡大をとらえるとともに、昨年度上市した12トン、16トンクラスによるラインナップ効果もあり、販売台数を伸ばしました。
生産面においても、国内および輸出機の旺盛な需要や受注拡大への対応を目指して、組立ラインを固定ピッチ流しに見直すなど、より生産効率を高め、積極的な増産対応に取り組みました。
ストックビジネスについては、ユーザー層の拡大に向けた部品・サービスの体制整備に取り組み、大幅な収益増を達成し、体質強化が図れました。
また、鋼材・原油を中心とした購入資材費高騰の影響に対し、当社は国内・海外で販売価格の是正にも取り組むとともに、海外調達も含めた調達コスト削減など収益改善を進め、大幅に収益率が向上しました。 |