
コベルコクレーン株式会社の新着情報一覧 > 中国 クローラクレーン新工場 竣工式の実施について
コベルコクレーン株式会社(本 社:東京都品川区、社長:藍田 勲)が中国の建設機械メーカーである四川成都成工工程机械股份有限公司(董事長:白 旭)と共同で設立した合弁会社、成都神鋼起重机有限公司(董事長:廣光 敏之)は3月26日に中国四川省成都市に建設したクローラクレーン新工場の竣工式を執り行いました。
竣工式には、日本側から、在重慶日本国総領事館 鶴岡千晴 副総領事、株式会社神戸製鋼所 金子明 常務執行役員、コベルコ建機株式会社 黒田清和 専務執行役員、コベルコクレーン株式会社 藍田勲 社長、中国側から中国共産党成都市委員会 劉超 常委、中国工程机械工業協会 蘇子孟 秘書長、成都神鋼工程機械(集団)有限公司 瀧口和光 董事長、四川成都成工工程机械股份有限公司 白旭 董事長および新工場関係者、更にはコベルコのクレーンを既に保有されているお客様約140名を加えて、総勢約420名が出席しました。
藍田社長は、「現在260トン吊クローラークレーン1号機、2号機の組立てを完了したばかりでありますが、当機種を早期に本格生産に移行させると同時に、わが社が誇る機械の安全性・高品質且つ丈夫なクレーン技術を基本として、更に中国のお客様のニーズに応えるべく機能アップを図りながら新機種を順次ラインアップして参ります。」と挨拶しました。
四川省成都市経済技術開発区に完成した中国新工場は、既に2012年1月から操業を開始しており、Mastertech CKL2600(260t吊りクローラクレーン)の試作機2台が既に完成し、4月より本格稼動する予定であります。今後、中国市場のニーズにマッチした商品を順次投入し、2015年には年間80台の生産を目標としております。
コベルコクレーングループは、中期経営計画(2010〜2012年度)の中で、成長著しい新興国に経営資源を集中するという方針を掲げています。世界最大市場である中国市場に、コベルコクレーンにとってインドに続く2番目の海外生産拠点を立ち上げました。これは、クローラクレーンでは初めての日中合弁製造工場となります。
中国は、国家施策である西部大開発を代表とする旺盛なインフラ整備の進展に伴い、クローラクレーンの需要は順調に拡大しております。2011年には約1300台の世界最大市場となっており、今後とも引き続き需要増大が期待されます。
コベルコクレーンと中国のビジネスの歴史は長く、日本からの輸出販売により、今日まで累計300台に及ぶ販売実績があり、今も高い評価を得ております。引き続き発展が期待できるこの中国市場にて生産を開始する事により、現地のニーズにあった商品を供給するとともに販売後のサービスの充実を図り、市場プレゼンスの更なる拡大、お客様からの一層の信頼獲得を図ってまいります。
社名 | 成都神鋼起重机有限公司 CHENGDU KOBELCO CRANES CO., LTD. (英文名) |
設立 | 2010年9月25日 |
所在地 | 中華人民共和国成都経済技術開発区南5路666号 |
代表者 | 廣光 敏之(ひろみつ としゆき) |
資本金 | 1億5千万人民元 (20億円) |
株主 | コベルコクレーン株式会社(直接出資 51%) 四川成都成工工程机械股份有限公司 (直接出資 49%) |
操業開始 | 2012年1月 |
事業内容 | 建設機械の製造、販売並びにサービス |
生産品目 | クローラクレーン |
生産能力 | 80台/年(2015年) |
工場面積 | 敷地面積 133,000 ㎡ 建屋面積 6,900 ㎡ |
従業員 | 71名(2012年3月) |
社名 | コベルコクレーン株式会社 KOBELCO CRANES CO., LTD. (英社名) |
創立 | 2004年4月1日 |
所在地 | 東京本社:東京都品川区東五反田2丁目17番1号 03-5789-2130(代表) |
資本金 | 63.8億円 |
株主 | 株式会社神戸製鋼所 (100%) |
代表取締役 | 藍田 勲 (あいだ いさお) |
事業内容 | 建設機械の開発、生産、販売並びにサービス |
ホームページ | http://www.kobelco-cranes.com |
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