
コベルコクレーン株式会社の新着情報一覧 > <お知らせ>大型クローラクレーン事業強化に向けたドイツ駐在員事務所...
コベルコクレーン株式会社(本社:東京都品川区、社長:塚本晃彦)は、ドイツ連邦共和国、フランクフルト アム マイン(市内中心部ザクセンハウゼン地区)に駐在員事務所(所長:水田 時彦)を設立し、7月10日、ウェスティン グラント フランクフルトにて開所式を行いました。
開所式には、事務所設立に協力頂いた関係各社の代表者、現地メディア、また米国、欧州、東南アジアの現地法人社長など、総勢23名の出席を得ました。
その席で塚本社長は、「2020年を見据えた今後の事業の発展・成長を期す上で、300tクラス以上のクローラクレーンの比重を、いかに早期に円滑に高めていくかが鍵となる。ここ大型クローラクレーンのメッカであるドイツに拠点を置くことで、世界のお客様からの声に加え、部品供給業者、エンジニアリング業者などからも有効な情報が得られるということに大きな期待を寄せている。」と述べました。
コベルコクレーンは2014年3月に策定した中期計画において、大型クローラクレーン事業の更なる飛躍を掲げており、フランクフルト事務所の設立はその具体的施策の一つとなります。フランクフルト事務所では、今まで手薄となっていた大型クローラクレーンの特に海外市場からの声を集約し、大型クローラクレーン事業の再構築を行う重要なアンテナ基地として運営を開始します。当初スタッフ3名でのスタートとなりますが、最終的には現状の2倍程度の陣容に拡充する予定です。
コベルコクレーンは2015年度内に大型クローラクレーンの長期商品戦略と組織強化策を纏め、2016年4月より開始する次期中期計画へその具体的実行計画を反映していき、将来的には総売上高の約30%を支える事業として成長させる計画です。
なお、欧州の既存現地法人であるKobelco Cranes Europe Ltd.に関しては従来通り欧州地域での小型から大型クローラクレーンの販売・サービスを行います。
<開所式出席者 集合写真>