2012年02月02日
コベルコクレーン株式会社
インド クローラクレーン新工場 開所式の実施について
コベルコクレーン株式会社(本社:東京都品川区、社長:藍田 勲)のインド子会社であるコベルコクレーン インディア(社長:泉 信介)は、2月2日にインド南東部 アンドラ・プラデッシュ州に建設したクローラクレーン新工場の開所式を執り行いました。
開所式には、日本側から在チェンナイ日本領事館 中野 正則 総領事、株式会社神戸製鋼所 川崎 博也 常務執行役員、コベルコクレーン株式会社 藍田 勲 社長、インド側からスリシティ工業団地Ravindra Sennareddy 常務、コベルコ コンストラクション イクイプメントインディアVikram Sharma社長、および新工場関係者など約130名が出席しました。
藍田社長は、「コベルコクレーンは、この偉大な国の地に第一歩をようやく踏み出したところですが、今後この国のインフラ開発と整備のために、高品質のクローラクレーンを供給し続けます。」と挨拶しました。
アンドラ・プラデッシュ州スリシティ工業団地に完成したインド新工場では、既に2011年12月より操業を開始しておりましたが、この度本格稼働を開始しました。インド市場でも需要が多く、燃費性能に優れた100〜260トンクラスの生産を行っており、初年度となる2012年は生産台数70台を計画しています。新工場では、日本で取り組んでいる生産性向上活動を積極的に展開し、ものづくり力を生かした競争力のある製品づくりを目指します。
中国に並ぶ人口と広大な国土を持つインドは、リーマンショック後も順調に経済発展を続けており、旺盛なインフラ整備の進展に伴い、クローラクレーンの需要が年々増加しています。2011年のクローラクレーンの需要は日本を越える300台となり、2015年には560台に拡大することが期待されます。
コベルコクレーングループは、中期経営計画(2010〜2012年度)の中で、成長著しい新興国に経営資源を集中するという方針を掲げています。世界最大市場である中国市場に次ぐ大きな市場になると期待されるインドにおいて、コベルコクレーンにとって初めての海外生産拠点を立ち上げました。また、日米欧の移動式クレーンメーカーとしても初めて、インドに独資でクローラクレーンの専用工場を所有し、本格稼動させることになります。
コベルコクレーンが得意とする100トンを越えるクローラクレーンを中心に、現地生産によるメリットを最大限に生かしながらお客様のニーズを的確に把握し、迅速に対応することで、一層の需要取込みとプレゼンス確立を図ってまいります。
●コベルコクレーンインディア(略称:KCI)概要
社名 | コベルコクレーンインディア KOBELCO CRANES INDIA PVT. LTD. (英文名) |
設立 | 2010年8月4日 |
所在地 | 本社:インド デリー市郊外(デリー市中心から東へ約20km) 工場:アンドラ・プラデッシュ州 スリシティ工業団地(チェンナイ市内から北へ約75km) |
代表者 | 泉 信介(いずみ しんすけ) |
資本金 | 7.22億ルピー (12億円) |
株主 | コベルコクレーン株式会社(直接、間接出資計100%) |
操業開始 | 2011年12月 |
事業内容 | 建設機械の製造、販売並びにサービス |
生産品目 | クローラクレーン(100〜260トンクラス) |
生産能力 | 100台/年 |
工場面積 | 敷地面積 40,000㎡ 建屋面積 6,900㎡ |
従業員 | 製造部門:53名 本社/販売部門:16名(2011年12月末現在) |
●コベルコクレーン会社概要
社名 | コベルコクレーン株式会社(英社名)KOBELCO CRANES CO.,LTD. |
創立 | 2004年4月1日 |
所在地 | 東京本社:東京都品川区東五反田2丁目17番1号 03-5789-2130(代表) |
資本金 | 63.8億円 |
株主 | 株式会社神戸製鋼所 (100%) |
代表取締役 | 藍田 勲(あいだ いさお) |
事業内容 | 建設機械の開発、生産、販売並びにサービス |
ホームページ | http://www.kobelco-cranes.com |
●開所式の写真
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