コベルコクレーン株式会社

「強く、小さく、軽く」のために 知恵を尽くす

国内RTC初の試み

 車両を軽量化しつつ、クレーンのつり上げ能力を維持するにはどうしたら良いのか。技術者たちの出した答えは、従来はキャリアに設置されてきたエンジンを、アッパーに搭載(国内のRTCとしては初)し、クレーンのカウンターウェイトとして利用することだった。

コンパクト化の追求

 車両サイズのコンパクト化は極限まで追求した。車幅は車両制限令の制限値以下で、ミラーと電柱の接触する不安のない2.49mに抑えた。また新型スラントブームを搭載し、突出部分は収納時で、従来機(RK250-6)の約半分の1,575mmに抑えることに成功した。また、収納のときブームが下がる形状によって、座席からの視界が大幅に改善された。
 エンジン、燃料タンクなどをアッパーに搭載したため、機器のレイアウトも考え直さなければならなかった。部品も従来のものは使えず、すべて新たに設計した。全体設計を担当した佐藤浩人は、「多様な機器をパイプで接続して機能させなくてはならないが、狭くなったアッパーに、作業用のための空間なども確保しつつ、的確に配管することに苦労した」と語る。

 

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Hirohito Sato

Practical drawing