次代のクレーンに求められる環境性能へ。私たちの解答です。
作業中や待機中に無駄なエネルギーを使わない、クローラクレーンのGモード。
『AIS』をONにすると、資材搬入時など、クレーンを操作していない待機状態を検知。一定の条件を満たすと10カウントが始まり、10カウント後に自動でエンジンを停止します。アクセルグリップを回せばすぐにエンジンがかかり、稼働再開できます。
従来、荷物をつっていない場合でもエンジンの回転数が低いと、ウインチの速度も遅くなっていました。無負荷時にGウインチをONにすると、低回転でも最高速度で巻上げ・巻下げが可能となり、省エネかつスピーディーな作業が行えます。
軽負荷のつり作業時にエンジン回転数を抑え、燃費のよい領域でエンジンを運転することで燃料消費を削減する機能です。通常、エンジン回転数を下げた分だけウインチ速度も下がりますが、GエンジンをONにすると、ポンプ制御により主補ウインチの最高速度はキープしたままつり作業が行えます。
ラフテレーンクレーンのGモードでは、『Gモードスイッチ』をONにすると、レバーストロークとアクセルペダル踏み込みのそれぞれの深さからエンジン回転数を演算し、最適なエンジン回転数での操作が行えます。フルアクセルの状態でも、レバー操作量に応じてエンジン回転数を最適化するため、作業スピードを落とすことなく、燃料消費量を削減することができます。